http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/10/news072.html

1973年:IBM幹部陣が、IBM 5100の前バージョンとなる「Special Computer, APL Machine Portable (SCAMP)」の試作機を披露。

1975年:9月、「IBM 5100 Portable Computer」を発表。価格は8975ドル〜1万9975ドル。フロッピーディスクが登場する前の時代で、磁気テープカートリッジが採用され、重量は当時としてはスリムな50ポンド(約23キロ)。主にエンジニア、アナリスト、統計学者の演算向けに設計された製品だった。

1977年:初代「Apple II」コンピュータが6月5日に発売。1MHzプロセッサと4KバイトRAMを装備した。

1978年:1月、IBM 5100の後継機種「IBM 5110」がリリース。売上数値の分析、リソースのスケジューリング、総勘定元帳など会計処理の自動化が可能な企業向け製品として販売された。メインメモリは16K〜64Kバイト、1024文字を表示可能なスクリーンを装備した。

1980年:「IBM Displaywriter」が6月にリリース。“低コスト”なデスクトップ型テキスト処理システムで価格は7895ドル。ディスプレイ、キーボード、プリンタ、テキスト100ページ分を格納したデバイスを装備した。ユーザーは、3台のディスプレイに対応した用紙処理システム付き高速プリンタに2万6185ドルでアップグレードすることができた。

1981年:IBMが次期PCでMS-DOSを採用するため、MicrosoftIBMに同OSをライセンス供与した――これは今日に至るまで物議を醸している。
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