MV Diary I - route 1 98/03/23

いつものようにCDからHansonが流れ、目を覚ます。
今日は、久しぶりに、カリフォルニアらしい
陽射と青空が、ブラインド越しに入ってくる。
今年は、週末に雨が多かったような気がする。
日曜というのに、特にすることもなく?
いや、やろうとする気がないのかも。

顔を洗い、オレンジジュースを飲んで、
会社に行って、メールでも読むか。
会社は、車で5分とかからないところにある。
徒歩で15分から20分ぐらいだ。
時間を持て余すと、メールで余計なことを
書いてしまう。

それから、なんとなく目的もなくドライブに
まるで俺の人生と同じだ。

右に行くでもなく、左に行くでもなく
東に行くでもなく、西にいくでもなく
北に行くでもなく、南にいくでもなく

el camino realを北へ
page millを左折して
280を越え、
この峠から眺める、サンフランシスコ湾は
なかなかお気に入りのスポットである。

峠を越えて、太平洋でも眺めに行くか。
時折、ノイズのまじるcar radioからは何度となく、
CELINE DIONの"MY HERAT WILL GOON"が
流れている。
まもなく、グラミー賞だなと。

route 1にぶつかり、目の前には太平洋が。
route 1の景色もお気に入りのspotだ。
波は少し荒そうだ。el ninoの影響なのか、
季節的なものなのだろうか?
海の向こうは日本か。
そういえば、日本で、鎌倉街道を越え、
湘南、国道?号をを走っているとき、
海の向こうはアメリカか、と思ったような。
遠い昔話だ。

南に向かって走り出していた。
海岸には、何人もの人の姿があった。
一面黄色い花が埋め尽くし、春か。
黄色いので菜の花かと思ったが、
そうではないようだ。何と言う花なのだろう。
花が奇麗に見えるとは、歳をとったものだ。
すでに暦でも彼岸を過ぎていた。
切り立った断崖もまさに、自然そのものである。

夕日でも眺め、砂浜に黄昏と書いて
黄昏たい気分だ。こんな詩をハラボーも
歌っていたような。

santa crutzだ。もう6:00を少し過ぎていた。
日本語放送が始まっているなと。
Mrs シンデレラを見たいような気もするが、
今日はどこまでも、走りつづけよう。
そんな気分で、海に沈む夕日をながめていた。

今日は、いつものようにまた、
displayとにらめっこか
仕事、仕事
そして、余計なメールを書いている

ドライブコースは
http://www.mapblast.com
を参考に