snatch

http://movies.yahoo.com/shop?d=hv&cf=info&id=1804170974

http://www.spe.sony.com/movies/snatch/

I've not seen movie for a while. I don't know why.
Snatch was cool. There are a lot of edges on the movie, i.e.
story a little bit, the angle of camera, music, titles, narrations, flashy
cuttings,
juxtapositions and words... might be too pyrotechnics

好きな言葉のひとつ
No.1が変わっても常にNo.2なさんちゃん


今週のAERA
ナンバー2
こんなに強い
挑戦者だから自由にできる

2001年2月12日号
一色清編集長おすすめの記事
|バックナンバー|

「トップ企業ひとり勝ちの時代」なんてウソだ。競争があるからいいものが生まれ
る。そして競争は、追う者のほうが強い。


編集部 河野正一郎


 プライドを捨てて開き直った。
 昨年十月、DDIとKDD、IDOが合併した通信業界第二位のKDDIの徹底し
た宣伝戦略のことだ。
 おととし十二月に合併スケジュールを発表してから、三社は合同で取締役会が直轄
する広告宣伝チームを発足させた。

 昨年六月、広告代理店を集めたコンペで、三社の幹部はため息を漏らした。
「うーん、ひと味足りないなあ」
 各代理店の出品作は企業スローガンを大写しにするなど、ありがちなものばかり
だった。

 二番手とはいえ、業界トップNTTの背中は見えていない。
 昨年三月期の売り上げは、NTTグループの十兆円に対し、KDDIの母体三社の
合計は三兆円。この差を埋める突破口に、経営陣は奇抜な宣伝を選んだ。

●二位だからOKが出た
 コンペ方式をやめ、電通に宣伝戦略を任せた。特別チームをつくった電通の担当者
は、空き時間を見つけては会社幹部と話をした。
 約一カ月半後にできたテレビCMは、KDD出身の東条続紀宣伝部長から見ると、
「これまでの会社だったら上層部のOKが出ない内容」
 だった。が、取締役会は、即ゴーサインを出した。

「がんばれNTT がんばるKDDI
 の新聞広告から始まる宣伝攻勢は刺激的なメッセージばかり。「社員も面食らっ
た」(広報部)ほどだった。

 マラソンの先導バイク運転手に扮した永瀬正敏が、
「がんばれえー二位」
 とつぶやけば、携帯電話のセールストークを聞いた浅野忠信が、
「世の中に携帯カラオケって必要なんですかね」
 と言い、KDDIがする半額割引キャンペーンに対して豊川悦司がボソッと言う。
「気持ち的に半額っていうこと」

 町の公民館とおぼしき選挙演説会場では政治家役が、
「これまで別会社だったKとかDとかいう会社に大事な通信を任せられない」
 と言い、参加者がこう反論する。
「KとかDの方がやってくれるんじゃないか」

 思惑通り宣伝戦略は成功したが、実情は難題ばかりだ。
 社員数はNTTグループの十五分の一なのに、取締役の人数はNTTの約五倍にあ
たる五十三人。成長分野の携帯電話でも、ドコモにiモードで先を越され、送受信で
きるデータ量や速さがアップする次世代携帯のスタートでも後れをとる。合併を巡る
三社の不協和音もささやかれる。

●カッコつけてられない
 それでも、東条宣伝部長は言う。
「社員みんなに危機感があるからこそ、ここまでの宣伝ができた。トップ企業のよう
に、カッコつけていられる状況ではないんです」

 業界二位の企業はこれまで、トップの真似をして後ろについていけばよかった。そ
れでトップも二位も安泰だった。だが、そんなのんきな右肩上がりの時代は終わっ
た。

 市場経済の進展や消費者の好みの多様化が、過去の常識を次々にくつがえしてい
る。ネットベンチャー企業の世界では、新興勢力が一気にトップに躍り出ることも珍
しくない。シェアや歴史、売上高の規模だけで企業の将来性が計算できる時代ではな
いのだ。

 それだけに、縛られるものが少なく、背水の陣で独自に新境地を開くナンバー2が
元気に見える。

 市場規模がほぼ横ばいになった清涼飲料業界。これからは、限られたパイを奪い合
う弱肉強食の世界だ。
 サントリーは、四年前、混沌とした二位グループから抜け出し、業界シェア三割以
上を占めるマンモス企業、日本コカ・コーラへの挑戦権を手にした。

 この戦いは政治の「自民対民主」にたとえられる。両社は、一部大都市圏の売り上
げはいい勝負だが、地方都市ではコカ社の圧倒的な勝ち。抜群の知名度と安定感。コ
カ・コーラなど炭酸飲料を牛耳るブランドも持っている。

 サントリーのトップ獲り戦略はこうだ。
「自社で製品開発から販売までする自前主義も捨てて、人気商品を開発すること」

 まず、矛先は敵の心臓部に向けられた。
 一九九七年、ペプシと提携。七二年から細々と作っていた自社コーラの生産はや
め、青い缶と宇宙旅行のプレゼント付きで、ペプシの売り込みをかけた。ほとんどゼ
ロだったコーラ市場で二割をとった。

 九八年に果汁飲料「なっちゃん」、二〇〇〇年のスポーツ飲料「DAKARA」な
どのヒット商品を連発した。今年二月二十日からは世界ナンバーワンの紅茶会社リプ
トンと提携した新商品で、「午後ティー」(キリン、午後の紅茶)が圧倒的シェアを
もつ紅茶の世界にも殴り込みをかける。

●それぞれの武器みがく
 業界誌「飲料ビジネス」を発行する飲料総研によると、昨年の総出荷数量は、コカ
社が前年比一%増に対し、サントリーは前年より五%伸ばした。それでもシェアはコ
カ社三一%に対してサントリーが一五%と、トップの壁は厚い。同誌の宮下和浩編集
長は言う。
「コカ社は商品開発力がなく、サントリーは勢いがある。でも、そろそろ手詰まりか
な」

 それでも、サントリー小林正彦食品事業部長は強気だ。
「ここ数年、人気ブランドが幾つか生まれた。毎年一%のシェア拡大が目標。迷いは
ない。これまで通り、商品開発力で正面から勝負します」

 構造不況業種のひとつである建設・不動産業ではどうだろう。
 九九年、マンションの新築販売戸数は十六万二千戸余りで、前年より二割増えた。
業界でちょっとした話題になったのは、シェア七・二%の大京が二十二年連続トップ
を走ったことより、前年四位だったリクルートコスモスがシェア四・一%で二位に食
い込んだことだった。

 リ社の武器は情報力だ。
 二〇〇〇年三月期には「完成在庫ゼロ」、完成させたら全部売りさばくという記録
を達成した。業界には「単なる安売りの結果」と揶揄する声もあるが、リ社経営企画
室の西條彰洋次長はこう反論する。
「安売りじゃない。多くの観点から一部屋ごとを採点し点数化することで、適正な価
格を分かりやすく示す工夫をしているだけ。他社には真似できないはず」

 採点の基準が面白い。最寄り駅や学校まで歩く時間、周辺の環境など大きく分けて
三十八項目。例えば、都内の物件なら徒歩六分を〇点とし、五分ならプラス一・五
点、七分ならマイナス一点という具合にはじき出した点数で、予定価格を決める。

 さらに、モデルルームをオープンしてから売り出すまでの二カ月間、販売員の女性
が購入希望者の意見を聞く。

●逆もまた真なり
 リ社の柳澤宏枝さんは販売員歴二十年で、これまでに千戸を売りさばいたベテラ
ン。それでも、購入希望者と話していると、意外なことに気付かされるという。

 最近、病院の隣に立つ物件を売ったときのことだ。購入希望者から相次いで同じよ
うな言葉を掛けられた。
「病院の臭いと雰囲気が嫌だ」

 病院に近いから条件としてはプラス評価をしていた。本社に伝えると、一転してマ
イナス評価に。実際の売値は、予定より百万円下がった。柳澤さんは言う。
「家を買うのは一生に一度のことだから、納得してもらわないといけない。点数と意
見で値段を決めているので、入居後の苦情はありません」
 最大手ならここまで、と見切る細かい部分にまで、目配りを利かせた結果だ。

「四大証券の時代」が過ぎ去り、ネット証券も含めて群雄割拠となった証券界でも二
位の動きが目覚ましい。
 昔から、大和証券に向けられる陰口は「盤石の二位。野村の七割経営」というもの
だった。株式相場が右肩上がりで、野村が相場を作っている時代があった。

 しかし、今の大和はあえて、野村証券と逆の道を選んでいるように見える。
 昨年、野村が販売した株式投信「ノムラ日本株戦略ファンド」は、募集開始から二
十日間で約八千億円を集めた。総額は一時、一兆円を超え、「一兆円ファンド」とも
呼ばれた。

 この商品は、郵貯の大量満期や株式市場の好調さも手伝って、店頭に行列ができ
た。その様子をただ見るしかなかった大和の営業マンは、
「同じような商品を作るべきだ」
 と本社の尻をたたいた。が、本社の判断は「追随せず」だった。

●火付け役になれるか
 投資信託部の大杉篤史次長は言う。
「ITやバイオテクノロジーといったテーマを鮮明にして、分かりやすい商品を提案
することで、株式投信の裾野を広げたい」

 昨年初めて、国内の販売台数で日産を抜いて二位になったホンダも、我が道を行
く。
「ロボットなど技術開発で夢を実現させていく、というのが社風なので、シェアは気
にしてない」

 三菱総研の高橋衛主任研究員はこう話す。
「もともと日本は欧米に比べて、各業界で企業が乱立しすぎだった。とはいえ、各業
界が一社独占になると、企業間の競争がなくなり、消費者にはマイナス。逆転までは
至難の業だろうが、二位の企業が業界をリードするぐらいの意気込みで仕掛け役にな
れば、停滞気味の日本経済の火付け役になるかもしれない」

 日本人は昔から、判官びいき。個性豊かなナンバー2会社にとっては、強い味方
だ。






http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=010205tanakanews&vf=1

昔は電気も電話もコンピュータもInternet、Mail、携帯
何もなかったんだよー
最近まで、人間は

予告停電と予告なし停電があります
夜は停電にはなりません
なぜでしょう?
ここはアメリ