04年の高額納税者公示、サラリーマンが初の首位

 国税庁は16日、2004年分の所得税額が1000万円を超えた高額納税者を全国の税務署で公示した。公示されたのは前年より2.3%多い7万5640 人で、4年ぶりに増加した。あわせて公表した全国の上位100人の番付では、タワー投資顧問の清原達郎運用部長(46)がサラリーマン(給与所得者)として初めてトップになった。推定所得は約100億円。IT(情報技術)関連の若手経営者など本業組が健闘した一方、「土地長者」は5人で過去最少だった。